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旧唐津銀行

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旧唐津銀行(外観)
明治中期、炭鉱景気に沸いていた唐津では、唐津港を国際貿易港とするにあたり、地元企業の育成に迫られていた。
地元経済界の重鎮であった大島小太郎は、明治18(1885)年に唐津銀行を大石町に設立し、さらに本格的な地元銀行設立の必要性から、本店を本町に移築した。
旧唐津銀行は明治45(1912)年、イギリス人建築家コンドルに学んだ辰野金吾が監修し、愛弟子の田中実が設計したものである。洋風二階建ての建築物で、外壁は赤煉瓦調の化粧タイルと白い御影石のラインでコントラストを利かせ、アーチ窓や歯飾り銅版製三角破風(はふ)といった「辰野式」と呼ばれる明治期の建築様式がふんだんに取り入れられている。ちなみに、辰野金吾は、大島小太郎とともに唐津藩耐恒寮で高橋是清に英語を学んだ同期生である。
提供:唐津市

辰野金吾は東京駅、日本銀行、そのた数々の建築物を建てた著名な建築家です。
そして、高橋是清とは後に総理大臣となったお方です。
数年前までは佐賀銀行唐津支店として活用していましたが唐津市に寄贈移管されて数日前にリニュアルが完了して無料開放されました。
まだ訪ねてはいませんが地下にはレストランがオープンしたようです。
by takasago1699 | 2011-04-13 22:45 | Comments(0)